幸せになっちゃ、おしまい

JUGEMテーマ:読書

 

 

おとぎ話の決まり文句はみんな嘘っぱち。ほんとうの人生は「めでたしめでたし」では終わらない!みなさん、絵に書いたような幸せを求めてはいませんか? 現実は、おとぎ話のように、「めでたしめでたし」では終わりません。そして、ハッピーな一幕があったとしても、その後の人生はまだまだ続くのです。(アマゾンより)

 

 

誰もが幸せになりたいと思ってる。
幸せになるために努力もしてる。
でも、幸せって何だろう? どんな形をしてるんだろう?
それって価値観? それとも目に見えるものに変えられる?
『おしまい』で終わる物語ではない人生を考える一作です。
 


フォルトゥナの瞳

JUGEMテーマ:読書

 

幼い頃に両親と妹を亡くした木山慎一郎には不思議な能力があった。
誰にも言えず、持て余すだけの特殊な力。
友人も恋人もおらず、一日中働き夜寝るだけの日々。夢も自信も持てない孤独な人生だった彼は、その能力を使って人を救うことが出来ることに気づいてから人生が変わった。
けれどそれには大きな対価がついていて―――――。

 


百田さんのファンタジー。珍しいと思い早速読んだのですが・・・少し思ってたのとは違ってました。
『生と死』『愛情と情熱』
命を深く切り取った作品です。
自分の心に従うことがどれだけ大変なことか。
人は社会から切り離されては生きていけないんだなということを感じてしまいました。
正義感、義務、信念、恐怖。相反する想いに翻弄されます。
自分ならどうするか? 難しいです。
 

 


カエルの楽園

JUGEMテーマ:読書

 

ある日を境に、幸せだった故郷が侵略され、アマガエルたちの安住の地ではなくなった。
境遇を受け入れ、元の生活がもっどって来ることを待つと主張する年寄りたちに愛想をつかしたソクラテスとロベルトは、若い仲間を引き連れて過酷な旅へ向かうことを決意する。
自分たちが暮らせる安全で豊かな国。それを目指してほうぼうの地を巡り歩くのだが、どの国も小さなアマガエルたちにとっての安住な地ではない。
次々と倒れていく仲間たち。とうとう二匹となったソクラテスとロベルト。
これで最後にしよう。そう思いたどり着いたのは、奇妙な三戒を守って暮らす「ナパージュ」という国だった。
そこでは心優しいツチガエルたちが、平和に暮らしている。
求めていた地はきっとここに違いない。そう思いながらもソクラテスは釈然としない気持ちを抱えていた。
そこで彼はツチガエルたちの生活を詳しく知ろうと聞きここみを始めた。
三戒が一番大事だと主張する者。三戒に疑問を持つ者。三戒を守らない者を攻撃する者。三戒を守っていれば平和に暮らせるとのんきに構えている者。
聞けば聞くほど、何が大切で何が幸せなのか、分からなくなっていくソクラテス。
そんな中、平穏な国を揺るがす大事件が起こる――。

 

一部のマスメディアからは批判され、無視されている物語のようですが、これはじっくり読んでよく考えなければならない物語だと感じました。
主人公はカエル。けれどこれは人と国との物語でもあります。
今、日本はテロリストたちの標的にされています。
どうすれば自分たちの命と財産と権利と未来を守ることができるのか。
このままでいいはずがないと誰もが心のどこかで思っているはず。でも長い平和の中、武器を取り戦う方法を忘れ、また武器を手にすること自体に嫌悪感を抱くようになった日本人に、力技は無理がある。かといってほかによい方策があるかと問われると答えられない。

 

『戦争はしたくない』
当たり前のことです。
『自分の子供を戦地に送りたくない』
きっと親ならだれもがそう思うでしょう。
『話し合えば分かり合える』
日本人同士でもいさかいが起こるのに、言葉のニュアンスや習慣が違う人たちに正確に通じるでしょうか。

 

ツチガエルは三戒を守れば平和だと信じています。けれど、ほかのカエルがそれを守らなければならない義務や義理はないのです。
武器を持たず、相手を信用し、話し合いですべてを解決できれば、それは素晴らしい世界です。
まさに理想の世界です。
それを目指すことに何の疑問もありません。

 

けれど、私は、有無を言わせず武器を持って襲ってきた人に、無抵抗で刺されるのは嫌です。
勝手に家に押し入って、財産を奪われるのも業腹です。
けれど、同時に、愛する人を戦いの場に送り出すこともできません。

どうすればいいのか。本当に悩みます。


神様のコドモ

JUGEMテーマ:読書

 

僕は神様の子。暇に任せて雲の上から釣り糸を垂らすと、釣れた獲物は、逃亡中の殺人犯だった。
この男、死なすべきか、生かすべきか。僕は生かすことを選択した。その方が男にとって地獄だからだ。(「釣り」より)
僕には運命の赤い糸が見える。
余命三か月しかない一人の女性。彼女の赤い糸が、僕を悩ませる。僕はハサミを手に取った――。(「アカン糸」より)
天上界から“神様の子”が見た、1話3分で読める42の物語。(アマゾンより抜粋)

 

 

とても短い物語なので、長編好きの私にはついていけない展開も(笑)
神様が人間の恰好してバカンスに行っている間、下界を任されたコドモがちょっとしたイタズラのような気まぐれを人間たちに起こす。
運命とかって、こんな風になっているのかも、とふと思う作品。


十三匹の犬

JUGEMテーマ:読書

 

札幌から北京へ移動、そして戦後の東京へ戻った一家が、さまざまな理由から出会い、飼うこととなった十三匹の犬たち。
あるものは戦争によって引き裂かれ、あるものは不幸な事故で亡くなり、またあるものは虐待から救い出され・・・・そんな犬たちの目線で語られる、家族との出会いと別れの物語。

 

 

戦争というものが軸にあった時代のせいか、どうもこの一家には犬を飼うという責任と生活が向いてない気がしました。
可愛がっていないわけではないのだけれど、命として向き合い、扱っていたかと言われるとけっしてそんなことはなく。。。。

 

まあ、戦時中、戦後の混乱のさなかですからね。自分たちが生きるのに必死ってところがあるとは思いますが、今の時代から見ると愛情のかけ方にむらがあったり希薄だったりしているようです。

 

それもあり、人間側に共鳴することはほとんどありませんでした。むしろ少し嫌悪感を覚えました。が、目線が犬なのでそこはとても興味深く読むことができました。
彼らは実に忠実です。自分自身に対しても、主に対しても。

 

彼らから見たらきっと人間ってこんな風に見えてるんだろうなと思えるところが随所にあり、また、自身を顧みて、いかに自分が自分の所有物かのごとく犬を扱い、見ているのかということも感じさせられました。
人間の都合で怒られ、躾けられ、自由を束縛される犬たち。
『何を言ってるの?』とキョトンとした顔で首を傾げられた時、それは彼らが彼らなりの理屈で動いた結果が人間の気持ちと相いれなかっただけだ、ということを頭にいれて接しなければならないなと感じました。

 

今、絶対、うちの子はそう思ってるよね。ってことを感じることができる作品です。

 

 


| 1/74PAGES | >>

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< September 2016 >>

劇団『黒・猫屋敷』

旧ブログはコチラ
オリジナルサイト『月樹の扉』はコチラ
詳しいプロフィールはコチラ

名前・黒猫
役柄・母さん
白髪と体調が悩みのタネ。


名前・ぶち猫
役柄・父さん
休息をとりたいお年頃。


名前・未来(ミク)
役柄・長女
気位の高いツンデレ姫。


名前・胡桃(クルミ)
役柄・次女
勝気でやんちゃな姫。

モニモニファミリー

わんこブログ

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode