後妻業   黒川博行

  • 2019.01.22 Tuesday
  • 07:33

JUGEMテーマ:読書

JUGEMテーマ:映画の感想

 

91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。

ある日耕造が倒れ、小夜子は結婚相談所の柏木と結託して早々に耕造の預金を引き出す。

さらに公正証書遺言を盾に、遺産のほぼすべてを相続すると耕造の娘たちに宣言した―。

高齢の資産家男性を狙う“後妻業”を描き、世間を震撼させた超問題作。(アマゾンより抜粋)

 

詐欺の中の一つだけれど、男の間抜けさが際立ってたなぁと思いました。

それとも、男というものは家族よりも自分が大事なんだろうか。

男には血の繋がりを大切にする意識が欠けてるんだろうか。

そもそも家族という意識はないのだろうか。

結婚は確かに個人と個人の契約です。

妻に先立たれ、子供たちも独立し、寂しいから後添えが欲しいと思う気持ちは理解できますが、それならば子供たちに相談なり報告なりがあってもいいと思うのです。

そしてその時に、財産や介護をどうするかという話し合いもすべきだと思うのです。

子供たちが成人しているなら、生前贈与を済ませておくとか、再婚相手の財産分与を確保したうえで不公平のないようにしておくとか。。。。

何だか、男のスケベ心に付け込まれて財産を巻き上げられた上、殺されるなんて、お金にもエロスにも欲をかいたツケだなとしか思えず、もしこれが自分の父親なら情けなくて縁を切りたくなっても仕方ないなと思います。

いやいや、待てよ。

私なら再婚相手に相続権を放棄させる公正証書を作ってもらっておくかな()

『お金がないなら優しくしない』っていうのはお父さんを本当に愛してることにはならないんじゃない? とか言いくるめて。

――――――――――やっぱり女は怖いなぁ()

ちなみに。

原作と映画では結末がまるで違いました。

私は原作の方が好き。

銀の猫   朝井まかて

  • 2019.01.20 Sunday
  • 07:59

JUGEMテーマ:読書

 

 

口入屋の『鳩屋』は、新しい仕事として、年寄りの介護をする「介抱人」を始めた。

年よりの介護は家の家長という決め事があるが、意外と裕福な層からの需要は多い。

普通の奉公よりも給金が良いため、事情のある女たちも控えている。

お咲もその中の一人だが、妾奉公を繰り返し、お金にだらしなく、散財も酷い母親の借金を背負わされながらも、誠心誠意、お年寄りに尽くして人気の介抱人となっていた。

時には人生を投げ出したいと思う日もあるが、懸命に踏みとどまるお咲。

そんな彼女の元に、誰もが楽になれる介抱指南の書を作りたいと、貸本屋の佐分郎太がやってきた。

人生の終盤をどう生き、どのように支えるのか。

長寿となった江戸の町に生きる人々の生活を描く物語。

 

江戸がそれほど長寿だったとは知りませんでした。

今の時代ほどではないにせよ、老いるという問題はどの時代にも付きまとうものですね。

『介護職』のはしりが江戸時代になるのでしょうか。今よりずっと人情的かと思いきや、大して変わらずってところが共感できるところです。

親の面倒は見るけれど、自分は誰にも面倒をかけずに死にたい。ピンピンコロリは今も昔も同じ。

けれど、そこにお咲は疑問を持った。どうしてそう思わなければならないのかを考えた。

老いるということは枯れるということ。

コロリと逝く人ばかりでなく、ゆっくりと静かに体の自由が利かなくなったり、時にはわがままになったり手がかかったりする。

それが老いるということなのだから、介護する方もされる方も、もっと楽になる方法があれば・・・と。

生も死も、自分の思い通りには行かない。

生まれてきたときと死ぬときは、人の手を借りなければならない。

それが当たり前だと思える社会になれば、と、そろそろ人生の折り返しが見えてきた自分は思うのです。

 

あなたが生まれてきたとき、あなたは泣いて、周りの人は笑ってた。

あなたが死ぬときには、周りの人が泣いて、あなたが笑う。

 

誰が言った言葉だったか、とてもすてきだなと思います。

今日のひとこと

  • 2019.01.17 Thursday
  • 07:24

JUGEMテーマ:シェルティ

 

 

天気が良いとつい、庭いじりをしちゃいます。

そして次の日腰痛・・・・orz

 

 

UFO見かけたら教えてね(*^^*)

 

 

レオン

  • 2019.01.15 Tuesday
  • 07:16

JUGEMテーマ:映画の感想

 

地味な派遣OL・小鳥遊玲音が勤める会社の社長・朝比奈玲男は、女好きでワンマン。

ある日、玲音はクビを宣告されてしまったが、偶然の事故で二人の心と体が入れ替わる。

裏では副社長による会社乗っ取りの計画が進行しており、玲男は玲音の体を使って野望阻止のために動き出した。

あとから目覚めた玲音は、玲男に押し切られる形で協力を余儀なくされるが、二人の間には実は重大な秘密があった!

 

王道のコメディです。

特に目新しいものも斬新な切り口もないですが、二人の掛け合いは見ていて楽しめます。

神様たちのいた街で   早見和真

  • 2019.01.11 Friday
  • 08:18

JUGEMテーマ:読書

 

ごく普通に、当たり前に暮らしていた。その生活がずっと続くと信じて疑わなかった。

そんなある日、父が交通事故に巻き込まれた。

職を失い、お金に困るようになり、次第にある宗教へ傾倒していく父。

生活苦から、父とは違う神様を信じはじめた母。

その狭間で僕と妹のミツコは翻弄された。

大人たちはもう信じられない。

ぼくの「正しい」の基準は、親友の龍之介だけ。

この暮らしから逃げ出すためには武器がいる。僕だけの武器が。

 

何だかとても胸が苦しくなる話です。

この世界で、同じような家族はきっといる。大人たちの正義の狭間に立たされて、両側から腕を引っ張られてその痛みに耐えかねている子供たちはきっといる。

そんな風に感じさせる物語です。

でも、どれだけ両親が現実から目を背けてしまっても、彼は強かった。

自分と妹が生き延びるすべを全力で探していた。

出来れば、花火が上がる前に大人たちが気づいて、立ち止まって、考えて、修正して欲しいと思いながら、ページを閉じました。

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