ステージ・ドクター奈々子が熱くなる瞬間   南杏子

  • 2020.07.13 Monday
  • 07:54

JUGEMテーマ:読書

 

 

大学病院を辞めて、実兄の経営する個人病院で働き始めた女医の奈々子。
ほどなくして地元の同級生に請われて、ステージに立つ出演者たちの医療サポートを請け負うことになってしまった。
兄の反対もあり始めは乗り気でなかった奈々子だが、ステージに賭ける患者の想いを知り、力になりたいと思うようになる。
末期がんのお笑い芸人や、白血病の少年、ステージに夢と希望を抱く彼らの願いを奈々子は叶えることが出来るのか。


作者はの南杏子さんは、出版社勤務を経て、東海大学医学部に学士編入。卒業後、都内の大学病院老年内科などで勤務したのち、スイスへ転居。スイス医療福祉互助会顧問医などを務め、帰国後は都内の終末期医療専門病院に内科医として勤務している現役のお医者さんです。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
そのため、命への向き合い方とか考え方にはリアルがあります。
その中にも理想や夢があり、ハートフルな感動もある。
空想ではない物語の重みがある作品でした。

 

 

蜂蜜と遠雷   恩田陸

  • 2020.07.12 Sunday
  • 07:44

JUGEMテーマ:読書

 

 

近年その覇者が音楽界の寵児となることで有名となった芳ヶ江国際ピアノコンクールに一人の少年が送り込まれた。
どこの音楽学校にも所属せず、自宅に楽器すら持たない特異な環境に育った少年・風間塵16歳。
彼を厄災とするか、巨匠からのギフトとするかが問われるコンクールに審査員の心中は穏やかではない。
目を引く出演者は彼だけでなく、
かつて天才少女としてデビューしながら突然引退して以来、人前に出なくなった栄伝亜夜20歳。
自分の才能を信じ切れず、このままピアノを続けていいのかと悩むサラリーマン・高島明石28歳。
完璧な技術と音楽性で優勝候補と名高いマサル19歳。
巨匠のギフトによって大きく揺り動かされたコンクールの行く末は・・・。


それぞれの芸術性と音楽に対する想いが重なり合い、そして互いに影響し合って成長し、また曲が円熟していく様はとてもワクワクする感動に包まれています。
実写映画もありますが、音楽を言葉で表現した作品をどのように可視化したのか興味を覚えました。
ライバルでもあり、同時に友人でもある彼らの交流も素敵で、これからの活躍を期待されるものだったのが清々しい読後感となって残ります。


 

焼け跡のハイヒール    盛田隆二

  • 2020.07.11 Saturday
  • 07:24

JUGEMテーマ:読書

 

 

戦争に翻弄されつつも、数奇な運命に導かれ、鮮やかに輝いた青春があった――
東京大空襲からわずか三週間後の昭和二十年四月一日。
上京した十四歳の美代子は、新宿の看護婦養成所に入学した。
「お国のために働きたい」と勉学に励む美代子だったが、激化する空襲に、現場はたちまち野戦病院と化していく。
同じ頃、二十三歳の隆作は、通信兵として大陸を転戦していた。
だが、壮絶な行軍の末、体調に異変を来してしまう……。(アマゾンより抜粋)


閉塞感のある環境と日常の中、それでも人は生きていくのだという物語。
今を生きるという点において、現代と変わらないなと思いますが、戦争はやはり個人の力ではどうしようもできないことなので、国を動かす力を一人一人が自覚しなければだめだと思いました。
 

さよなら、ムッシュ   片岡翔

  • 2020.07.10 Friday
  • 07:03

JUGEMテーマ:読書

 

 

小さな出版社で校正の仕事をしている森星太朗は、幼いころ他界した作家で母の文子が残してくれたコアラのぬいぐるみを大事にしていた。
そのぬいぐるみは、母が亡くなったその日、しゃべりだし、以来、無二の親友になっていたのだ(もちろん、世間には内緒にして)。
そんなある日、しゃっくりがとまらなくなった星太朗に大きな転機が訪れる。
コアラのぬいぐるみと出版社校正男子の切なさMAXの友情物語。(アマゾンより抜粋)

 

ストーリー的にはよくある心温まるハートフリファンタジーの括りになります。
それゆえに心がほっこりと優しくなる感じが好きな人には良い本です。

マタタビ町は猫びより    田丸雅智

  • 2020.07.10 Friday
  • 07:01

JUGEMテーマ:読書

 

 

1話5分で楽しく読めるショートショート。
"猫"の不思議な世界15編。(アマゾンより抜粋)


猫好きな人にはよく理解できるストーリーではないかと。。。
 

定年オヤジ改造計画   垣谷美雨

  • 2020.07.09 Thursday
  • 07:32

JUGEMテーマ:読書

 

 

定年後の楽しい生活を夢見ていたのに、いざ定年退職した途端、良妻賢母だと思ってた妻は「夫源病」に掛かり、自分を避けるようになり、娘からは毛嫌いされてしまった。
自分の何がいけなかったのか、まったく見当がつかず、苛立ちと孤独を感じる日々。
そんな時、息子夫婦から孫二人の保育所の迎えを頼まれた。
女は自宅で子供を見るのが仕事だと思い込んでいるオヤジは、仕事に行く息子嫁の気持ちも分からないし、手伝ってくれない妻の気持ちも分からない。
それでも不承不承ながらも孫の世話をするうちに、少しずつ家事と育児の大変さが見えて来て・・・。

 

女性だから母性がある。
子供の世話は女性にしか出来ない。
家事と育児は女がするもの。

そんなことを思っている父親なので、孫のお迎え以外はまったく役に立ちません。
ホントにどうしようもないなと腹立たしく思うと同時に、ここまで男性というものは目の前のことに関して理解が及ばないのか、先読みが出来ない物なのかと唖然としました。


でも、女性の理想像が母親だったオヤジに、兄姉がこぞって真実を述べる場面ではめっちゃ笑いましたね。
スカッとした瞬間です。
これは確かに共感度高いわと。
世の中の男性は一度は読むべき本だと思いました。

 

まよなかの青空   谷瑞恵

  • 2020.07.08 Wednesday
  • 07:28

JUGEMテーマ:読書

 

 

結婚を前提に交際していた相手の母親から、手切れ金を渡された竹宮ひかるは、腹いせに嫌がらせでもしてやろうと結婚式場を訪れた時、偶然そこで働いてた同級生と再会した。
バツが悪かったがしばらく話に付き合っていると、修学旅行の都市伝説に話が進んだ。
それは、修学旅行で乗った特別列車「あおぞら号」で、「ソラさん」という男の子に会うといいことがある。と言うもので、ほとんどの子は眉唾だったが、同級生はその男の子に出会ったという。
彼女によれば、「ソラさん」は寄せ木細工のからくり箱を開けられたら、ほしいものが手に入ると話してくれたらしい。
寄木細工に父親との思い出があるひかるは、「ソラさん」を探しに行こうと思い立ち、「あおぞら号」の乗車券を求めて駅へと向かった。
ソラさんと寄木細工とひかるの父親との関係は・・・・。


疎遠だった父親が亡くなった後に届いた封筒には、11桁の数字と『開けるヒント』という言葉が書かれていた。
寄木細工を見つけて、ヒントを手掛かりに中身を取り出すミッション。
軽い謎解きですんなり読めました。
 

農ガール 農ライフ   垣谷美雨

  • 2020.07.07 Tuesday
  • 07:17

JUGEMテーマ:読書

 

 

派遣切りに遭った水沢久美子は、その日に同棲相手からも振られて失意のどん底に落とされた。
仕事も家も失い、寄る辺なく街をさまよっていた時、ふと目にしたのは「農業女子特集」というTV番組。
これなら食い扶持には困らないし、家にも住めると即決し、早速田舎に引っ越して農業大学へ入学。
前途洋々たる気分で卒業した久美子を待っていたのは、意外な壁だった。


正社員になるのも大変だけど、実は農業やるのも案外高い壁があるのだなぁと思わされました。
結構、簡単に出来ると思ってた。勉強さえすれば。休耕田も多いし。
でもそんなに単純な話じゃないってことを知り、これは国が主導してちゃんと考えなきゃ日本の農業はダメになるんじゃないかと危機感すら覚えました。

自国で食料を賄えない国ってイザという時に危ないよ、ホントに。


 

めぐり逢いサンドイッチ   谷瑞恵

  • 2020.07.06 Monday
  • 08:56

JUGEMテーマ:読書

 

 

めぐり逢いサンドイッチ 谷瑞恵
サンドイッチの専門店『ピクニック・バスケット』の店長笹ちゃんは、お店に訪れる人たちのことを考えていつも新しいサンドイッチを作り出している。
誰が食べても懐かしくなるような、けれど新しさも感じられる優しいサンドイッチ。
その味は常連さんのみならず、訪れる多くのお客さんたちの心を捉えて癒しを与えてくれる。


公園の近くにこんなサンドイッチ専門店があったら、私も常連さんになっちゃうと思うようなほっこりと暖かな物語。
サンドイッチに込められた笹ちゃんの気持ちに癒されました。
 

母ではなくて 親になる   山崎ナオコーラ

  • 2020.07.06 Monday
  • 08:54

JUGEMテーマ:読書

 

 

“母”になるのは、やめた妻は作家で、夫は町の書店員。
妊活、健診、保育園落選…。
赤ん坊が1歳になるまでの親と子の驚きの毎日。
全く新しい出産・子育てエッセイ。(アマゾンより抜粋)


子育てに行き詰っている人や悩んでいる人にとっては肩の荷がすっと下りるような話。
そういう子育てもありかなぁと思う一冊。
 

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

劇団『黒・猫屋敷』

旧ブログは公開終了いたしました。
オリジナルサイト『月樹の扉』はコチラ
詳しいプロフィールはコチラ

名前・黒猫
役柄・母さん
白髪と体調が悩みのタネ。


名前・ぶち猫
役柄・父さん
休息をとりたいお年頃。


名前・未来(ミク)
役柄・長女
気位の高いツンデレ姫。


名前・胡桃(クルミ)
役柄・次女
勝気でやんちゃな姫。

モニモニファミリー

わんこブログ

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM