散り椿

  • 2019.09.05 Thursday
  • 07:28

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享保15年。かつて藩の不正を訴えたが認められず、故郷・扇野藩を出た瓜生新兵衛は、連れ添い続けた妻・篠が病に倒れた折、彼女から最期の願いを託される。
「采女様を助けていただきたいのです…」と。
篠の願いと藩の不正事件の真相を突き止めようと、故郷・扇野藩に戻った新兵衛。
散り椿が咲き誇る春―ある確証を得た新兵衛は、采女と対峙することとなり、過去の不正事件の真相と、妻の本当の想いを知ることになるのだった。(アマゾンより抜粋)

 

 

いつの時代にもあるアルアル話です。

上司の不正を告発しようとしたら、左遷されて出世の道を閉ざされた。

もしくは、まったく畑違いの仕事につかされた・・・。

昔はそれこそ命がけの陳情だったワケで、踏み込んだ新兵衛は凄いと思います。

静かな剣の戦いが見所。

所作がとても美しいです。

検察側の罪人

  • 2019.08.06 Tuesday
  • 08:04

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都内で発生した殺人事件。犯人は不明。

事件を担当する検察官は、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、刑事部に配属されてきた駆け出しの検事・沖野。

最上は複数いる被疑者の中から、一人の男に狙いを定め、執拗に追い詰めていく。

その男・松倉は、過去に時効を迎えてしまった未解決殺人事件の重要参考人であった人物だ。

最上を師と仰ぐ沖野は被害者に自白させるべく取り調べに力を入れるのだが、松倉は犯行を否認し続け、一向に手ごたえが得られない。

やがて沖野は、最上の捜査方針に疑問を持ち始める。

「最上さんは、松倉を、犯人に仕立て上げようとしているのではないか?」

互いの正義を賭けて対立する二人の検事。彼らの戦いに、待ち受けていた決着とは――。(アマゾンより抜粋)

 

検事も人。

罰せられないという結論を受け入れられない犯罪もあるでしょう。

でも、人は間違うもの。人が人を裁くのは、慎重な上にも慎重にしなければなりません。

そして罰とは犯した罪に対してのみ与えられるもの。

この物語は中途半端で終了した感がありました。

 

ごっこ

  • 2019.08.05 Monday
  • 07:28

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大阪の寂れた帽子店には、40歳目前にも関わらずニートの城宮と、5歳児・ヨヨ子の親子が仲睦まじく暮らしていた。

実はこの二人、他人に知られてはいけない秘密を抱えた親子だった。

十数年ぶりに城宮が実家に戻ったことを知る幼馴染で警察官のマチは、突如現れたヨヨ子に疑いの目を向ける。

ごっこ生活のような不安定な二人のその日暮らしはある日突然、衝撃の事実によって崩壊してしまう…。(アマゾンより抜粋)

 

いつか切れてしまう細い細い糸に縋って生きている城宮とヨヨ子。

ささやかな幸せと安定には遠い生活。だがその中にしかない安らぎ。

崩壊した家庭と、崩壊ギリギリで踏ん張っている家庭。

どちらにも自分の都合の良い解釈がついてくる。

一体、家庭とは何なんだろうと考える物語。

センセイ君主

  • 2019.08.04 Sunday
  • 07:39

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告白7連敗中の佐丸あゆは(浜辺美波)は、恋に恋するパワフル女子高生。

ある日、クラス担任の代理でやってきた、イケメンだけど冷徹でヒネクレ者な数学教師・弘光由貴(竹内涼真)に恋をしてしまう。

どんなにバカにされても「絶対に先生をおとしてみせます! 」と大胆発言! 「そこまで言うならおとしてみなよ」――

ここからあゆはの全方向に間違った恋の猛アタックが始まる。(アマゾンより抜粋)

 

浜辺美波は頑張ってます。頑張ってることが分かる頑張りなんで、演技的にはがっかりです。

竹内涼真も精いっぱいエロくやってます。でも苦笑してるのが見え隠れてしてるので物語的にはNGです。

それでも教師×生徒王道ラブストーリーなので、ドキドキしちゃう女子は多いと思います。

大人女子は、「そういう時代もあったねぇ()」と思いながら緩い目で見ちゃう物語です。

響  ― HIBIKI ― 

  • 2019.08.03 Saturday
  • 07:16

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「ビッグコミックスぺリオール」で連載中、17年にマンガ大賞の大賞を受賞した、柳本光晴のコミックを原作とした作品。

文芸界に彗星のごとく現れた天才女子高生小説家・鮎喰 (あくいひびき)を主人公にした痛快なエンタテインメントドラマ。

その才能により脚光を浴び、旋風を巻き起こしつつも、自分の信じる生き方を曲げず、世間の常識にも囚われない響の生き様が、彼女を取り巻く大人たちを変えていく。(アマゾンより抜粋)

 

世間知らずで真っすぐで頑固。そりゃそうだ、何といってもまだ15歳。

大人の事情を察しろと言う方がムリ。

にしてもやり方が超過激。

真顔で学校の先輩の指を折る。

気に入らないことを喋る作家先生の顔に飛び蹴り。

屋上から誤って転落しても、大して慌てたようすが見えない鉄仮面ぶり。

破天荒ぶりは見ていて痛快であったりハラハラしたり笑えたり。

でも考えさせられるんですよね。自分はそこまでちゃんと自分の気持ちに向き合ってるのかなって。

どこかで妥協したり、空気読んだりして胡麻化してないかなって。

周りを振り回す必要はないけれど、ちょっとだけ自分に素直になるのもいいかもと思える作品でした。

寝ても覚めても

  • 2019.08.02 Friday
  • 07:20

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泉谷朝子にはどうしても忘れられない人がいた。

何を考えているのか分からない。どんな行動を起こすのか予測が出来ない。

危なっかしくて不安定で、でも魅力的だから目が離せない。

恋人だと思っていたのに何も告げずに突如、姿を消した鳥居麦。

2年後。

喫茶店で働いていた朝子は、ある会社の会議室にコーヒーを届けに行き、そこで麦とそっくりの男・丸子亮平に出会う。

戸惑う朝子に亮平は真っすぐに素直な思いを伝えてくれた。

麦とは違う優しさと安心感。

朝子は次第に亮平に心を開き惹かれていく。

そして月日が流れて5年後。

朝子は友人から麦がモデルとして活躍していることを聞く。

すでに気持ちの整理はついているハズだったのだが・・・・。

 

同じ顔をしたまったく性格の違う二人。

自分を思ってくれている気持ちの質も量もまるで違う。

安定さを選ぶか、スリルをとるか。

女心が揺れ動くさまはハラハラします。

自分ならどちらについていくか。

考えながら見ると面白いかもしれないけれど、亮平目線を引き寄せてみたらかなり居たたまれないです。

 

旅猫リポート

  • 2019.08.01 Thursday
  • 07:34

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野良猫だったナナは不慮の事故に遭ったとき、助けてくれた悟の飼い猫になった。

5年間、幸せに暮らしていたのだが、ある事情で悟はナナを手放すことに。

そこで、悟は銀色のワゴンに乗り、これまでに出会った友人たちを順に訪ねてナナとお見合いをさせる旅にでた。

誰もが快くナナを引き受けると言ってくれたのだが、当のナナがどうしても懐かない。

悟の人生を振り返る旅となったこの道行きで、ナナはある決意を固めていた。

 

原作が好きだったのでとても期待していました。

短い時間ではとても描き切れない物語があることは分かっていましたが、やはり表面だけをなぞったような感じに見えてしまい・・・・。

私にとってはちょっと残念。

でも暖かくて優しい物語になっていたと思います。

オズランド

  • 2019.07.31 Wednesday
  • 07:25

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彼氏と同じ一流ホテルチェーンに就職出来たことに有頂天だった波平久瑠美。

何の障害もなくこのまま幸せに交際を続けていずれは結婚・・・と思っていたのに、配属先は系列会社が運営する田舎の遊園地。

そこには『魔法使い』と呼ばれるカリスマ上司・小塚慶彦と個性的すぎる従業員たちが待っていた。

動物の世話や園内の掃除を言いつけられた留美は、要領よくズルをしながらイベントの企画資料作りを進める。

だが、与えられた自分の仕事内容の意味を理解し、様々な経験を重ねていくうちに、少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気がついていく。

いつしか、一刻も早く本社に戻りたかった気持ちが薄れ、田舎の遊園地が留美にとって大切な居場所となっていき・・・・。

 

 

王道のお仕事エンターテイメント。

遊園地の舞台裏を覗きながら、仕事の大変さと楽しさを学べる物語。

仕事の基本ってそこだよねぇと思いながら楽しく観られました。

万引き家族

  • 2019.07.30 Tuesday
  • 07:05

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高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。

彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。

足りない生活品は、万引きで賄っていた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。

冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。

体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。

だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。(アマゾンより抜粋)

 

際どい描写もある深い傷と闇を抱えた物語。

もがいてももがいても浮上できない生活の中、互いの絆だけを頼りにその日暮らしを続けている疑似家族。

子供への虐待と教育の低さが家庭と経済に打撃を与えている。

それを具現化してる家族の物語だったのかなと思いました。

まだやりようがあっただろうに。と思うのは傍から見ている人の感想。

泥のような環境に足を取られてしまった人たちの救いはどこにあるのだろうと考えさせられました。

となりの怪物くん

  • 2019.07.18 Thursday
  • 07:49

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ろびこの人気漫画を菅田将暉と土屋太鳳のW主演で映画化した青春ラブストーリー。

春は予測不能な行動を起こす問題児として学校からもクラスメートからも敬遠されていた。

怪物と呼ばれ、心を許せる友もなく過ごす毎日。そんな春の元に、努力すれば必ず報われると信じて勉強にまい進するガリ勉の雫が、学校のプリントを持ってきた。

自分を恐れない雫に春は感動し、不登校を止めて学校へ登校するようになった。

自分に付きまとう春を始めは疎ましく思っていた雫。だが彼の暴力的な行動には優しい理由があることに気づき・・・・

 

とても可愛いラブストーリーです。

精神的に幼い春。成熟しているようで実は満たされない幼い心を抱えている雫。

二人の出会いは互いの成長にとってなくてはならないものだった。

人を思いやる心をどうやって表現するのか。

難しい課題にピュアな心で向かい合った物語。

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