ドリーム

  • 2018.09.05 Wednesday
  • 07:45

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ソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていたアメリカのNASA

ソ連より先に宇宙へ行くことに躍起になっていた政府にせっつかれていたラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに欠かせない“計算”を行う優秀な黒人女性たちのグループがあった。

だが時は1961年。

黒人と白人の間には明確な線引きがされており、さらに男性優位の社会において、彼女たちの待遇はあまりにも劣悪だった。

天才的な数学者キャサリンは宇宙特別研究本部のメンバーに配属されるが、そこでは誰も彼女のためにコーヒーを淹れないし、トイレに行くにも黒人専用のトイレは別棟にあって40分もかかってしまう。

キャサリンの友人で管理職への昇進を願うドロシーや、エンジニアを目指すメアリーも、社会と言う壁にキャリアアップを阻まれていた。

それでも仕事と家庭を両立させ夢を追い続けた3人は、国家的な一大プロジェクトに貢献するため自らの手で新たな扉を開いていくのだった。

 

優秀であれば肌の色なんてどうでもいいじゃないかと。

特に、国家的プロジェクトならばそんな小さなことを言ってる場合じゃないだろう。と思うのですが、小さなプライドと積み重ねた歴史がそれを阻むのでしょうか。

それでもそんなものに負けずに、腐らずに、自分の夢を追い続けた彼女たちの姿は、見る人に勇気を与えると思います。

 

やる前からダメだと諦めるな。

周りがダメだと言っても、あきらめるな。

きっと道は開ける。

道を開くための努力をしろ。

 

彼女たちの生き方からそんな言葉が聞こえてくるようです。

亜人

  • 2018.08.30 Thursday
  • 07:46

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亜人と呼ばれる、人と一線を画す人種がいた。

彼らは死なない。死ぬことができない。

手首を切り落としても再生するほどに生命力が強い。

それゆえ、亜人は社会から隔絶される。

国は、亜人たちを施設に収容し、秘密裏に人体実験を繰り返していた。

ある日、ごく普通の生活を送っていた永井圭は、事故をきっかけに自分が亜人であることを知る。

病気の妹を救うために研修医となっていたが、それ以降、国家に追われる人生となってしまった。

そんな圭の前に突如、人類に牙をむく亜人最凶のテロリスト・佐藤が現れる。

何年も人体実験をされ、生き地獄を味わってきた佐藤は、人類を恨み、仲間を募って、亜人だけの特区を作る計画を立てていた。

彼は圭にも仲間に加わるよう要請するが、自分の運命に葛藤する圭は、佐藤が描く亜人の未来に共感できないでいた。

やがて人類と亜人の対決は苛烈を極めていき――――――――――。

 

永遠の命をどう使い、どのように生きるのか。

という重いテーマと、

殺しても死なない人類とは異なる人種に対する対応という課題。

どちらもとても難しい。

亜人が人類に対して友好的で、人類も亜人を人として尊重した態度を貫いていれば、ひょっとしたら素晴らしい未来の発展が望めたかも。。。

でも愚かしいかな、人類は自分たちの都合しか考えなかった。

亜人の立場を考えたら、テロに走りたくなる気持ちも分かります。

死なないからといって、人の感情がないわけではないし、痛みがないわけでもない。

では一体、彼らは何のために生まれたんだろう・・・・。

とても興味深い世界観でした。

アメイジング・ジャーニー  神の小屋より

  • 2018.08.20 Monday
  • 08:10

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愛する妻と3人の子供たちに囲まれ、幸せに暮らしているマック。ある日、用事のある妻を残し、マックと子供たちはキャンプに出掛ける。大自然の中、川遊びをする長男と長女、まだ幼い末娘ミッシーとのままごとを楽しむマック。だが悲劇は突然やってきた。誤って溺れた長男を救う為、川に飛び込んだマックだが、その目を離した隙にミッシーが行方不明になってしまったのだ。そして捜索から数時間後、事態は最悪の結末を迎える…。(アマゾンより抜粋)

 

いわゆる、『神様ってこういうものですよ〜』っていうことを分かりやすく伝えるための教材のような作品でした。

結局神は、『罪のない幼い子供』も、『罪を犯した愚かな男』も 同じように愛おしいと思っているのだということ。

俗世にまみれている私には理解の及ばない世界です。

やっぱり、罪は罪だしそれを許すのって難しい。憎まずに、罪を犯した人間の後のことは神に任せなさいっていうのも、難しい。

そういうふうに人間を作ったのは、あなた()じゃないの? って思っちゃう。

ただ一つ共感したのは、『神は何かを学ばせるためにあえて悲しい出来事を起したりはしない』ってところかな。

私は常々、神は何もしないし何も起こさないって思ってます。

喜ばしいことも辛いことも、ただ起きてしまうだけ。神が手を下すことはない。

神はただそこにいる。それだけ。

そばに居る。ただそれだけなのだと。

コレクター

  • 2018.08.12 Sunday
  • 07:40

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第二次世界大戦から30年後。

オランダで記者をしていたハンス・クノープのもとに、1本のタレコミ電話が入った。

アート・コレクターであるピーター・メンテンは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツに肩入れし、多くのユダヤ人を虐殺した、というのである。

現在のピーターは億万長者で常識人。誰もタレコミを信じようとはしない。

ハンスもまた、半信半疑で当時の証人たちを探し出して取材を始めた。

ところが証言が集まるにつれタレコミの真実性を確信したハンスは、次第にメンテンを追い詰めていく。

 

自分のしたことに責任を負わせられなければ、人はどんな残忍なことも出来る。

そんな実験を思い出しました。

メンテンはごく普通の、金儲けが好きでずる賢いところもある人でした。

平和な時代なら大して問題を起こすこともなく、たまに周囲から嫌われる程度の人間だったかもしれません。

それが、考えもしないほど残忍な男に変貌していく様は、本当に恐ろしい戦争の姿を浮き彫りにしていきます。

それでも。すべてを戦争のせいにせず、戦後、自分の犯した過ちを悔いて欲しかった。

平和になったからこそ、顧みて遺族に対して謝罪をして欲しかった。

善人ではなかったけれど、どこにでもいる普通の男です。

お金に執着しているただの男です。

それが大量虐殺の片棒を担ぎ、自らの手を汚すことにもためらわず、それが過去のことになったら都合の良いように記憶を書き換えてなかったことにして普通よりもよい生活を送っている。

そんなことが許される社会であってはいけない。

そして、そういう人間を生み出してはいけない。

戦争は、平和ならば一線を越えることをしない人を変えてしまうのです。

 

鋼の錬金術師

  • 2018.07.12 Thursday
  • 08:24

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亡くなった母に会いたい。

ただその想いだけで禁忌とされる『人体錬成』に挑んだエドと弟のアル。

幼いころから錬金術の天才的才能を持っていたエドだが、結果は失敗に終わった。

しかも、等価交換である錬金術の鉄則で、エドは左足を失い、アルは体のすべてを失った。

エドは必死にアルの魂を鎧に固定された。

その日からエドはアルの体を取り戻すために、「賢者の石」を求める旅に出る。

史上最年少の国家錬金術師として・・・・。

 

松雪さんがとっても素敵♪ 綺麗で冷酷で悲しみを秘めている女を見事に演じておられます。

物語はちょっと説明不足というか・・・原作を知らないと入って行きにくいかもしれません。

内容もかなり薄まってます。

原作が濃いので仕方ないとは思いますが・・・・。原作ファンにも物足りないかな。

もっと、生命とか欲望とか深い部分がこの作品の魅力なので。

 

 

君の膵臓を食べたい

  • 2018.06.29 Friday
  • 08:05

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奥手で引っ込み思案の北村は病院の待合室で偶然、クラスメートの桜良が書いた『共病文庫』を拾ってしまう。

中身を読んだ彼は、桜良が脾臓の病を患っていて、そう長くは生きられないことを知る。

その日から二人は急接近。というよりも桜良に振り回される日々を送ることになった北村。

不思議な魅力を持つ桜良に特別な感情を抱き始めるが、彼女との時間はやはり長くなかった。

桜良が亡くなって12年。彼女の言葉で母校の教師となった北村は、思い出をたどるうちに彼女が残した気持ちに気づき・・・。

 

原作を読みましたが、涙がでるほどとは思わなかったんです。

それが、映画を見て、ちょっとウルっときちゃいました。

この作品は映像のほうがいいなぁというのが私の感想です。

羊と鋼の森

  • 2018.06.26 Tuesday
  • 07:28

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ピアノを調教するため高校にやってきた板鳥の音が、閉ざされていた外村の中の何かを掘り起こした。

自分が求めていたものはコレだ。

突如湧いてきた感情のまま、彼は調教師への道を歩くこととなった。

専門校へと進学した外村は卒業と同時に憧れていた板鳥が務める会社に就職。

二年間、勉強したからといって即座に戦力になれるほど甘くはない世界に、途方に暮れる外村に、板鳥はただコツコツととだけ伝える。

ひたすらまっすぐにピアノに向かう日々。

様々な挫折を繰り返しながら、それでも真摯に自分の道を歩こうとする外村。

彼が目指す音とは・・・・。

 

原作を見て、音をどう表現するのか楽しみに観てきました。

やはり映画ですから映像ですよね。風景での表現。

 

とても美しい森でした。

外村が懸命に自分の音を探し、迷い、歩き続ける姿が印象的に描かれていたような気がします。

 

イメージである森と、現実世界の景色がちゃんと区別されて描かれていて、スムースに世界観を感じることができました。

ただ残念なのが、同じ職場の調律師、秋野さんの扱いが雑だったこと()

映画だけ見た人は混乱したかも。

初めはただ口数少なくイヤミな先輩なのに、突然、自分語りして歩み寄ったりして・・・。

何がきっかけ? って疑問に思うかも。

 

原作ではちゃんとこの人なりの信念とか思い入れとかあります。

それを知ると、秋野の言ってる言葉の意味がもっと深くなる。

だからぜひ原作も読んでみてほしいです。

 

全体的には、よく原作を表現していたと思います。

外村役の山崎くんの初々しさや懸命さがとても好感がもてて、応援したくなる。

迷ったり悩んだりしてる姿を見ると、母性本能くすぐられます()()

ただ、私的な原作のイメージは竹内涼真だったかな。

もう少し『静かな大人』の要素があるような気がしました。

 

でも役者さんはほぼ皆さんイメージに近かったので感情移入しやすかった。

作品中の一番の問題は、引きこもりで十数年弾いてなかったピアノの調教を依頼するシーン。

犬ネタはダメです。思わず泣きそうになりました。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟

  • 2018.06.17 Sunday
  • 07:40

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2012年。他人宅に忍び込んだ敦也、翔太、幸平の3人は逃げる途中に一軒の廃屋に忍び込んだ。

夜を明かして警察の目をかいくぐろうという算段だった。

その廃屋はかつて悩み相談を受けることで知られていた『ナミヤ雑貨店』

今はもう廃業し、誰もいない。

ところが。

突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてきた。

それは32年前に書かれたと思われる悩み相談。

三人は戸惑いながらも店主に代わって返事を書き、そしてまた別の手紙が届けられると、それにもまた返事を書いた。

そんなことを繰り返していた時、ふと手紙の主や自分たちに共通点があることに気づき・・・。

 

原作を読んでとても感動しました。

どんな映画になるのかと楽しみにしていましたが・・・・やはり全ては描き切れなかったですね。

それでもよくまとまっていたと思います。

忍びの国

  • 2018.06.14 Thursday
  • 07:45

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戦国時代、織田信長は勢力を拡大し続けていた。

織田の天下統一は目前。

誰もがそう思っていた。

だが、その信長すらも攻め入らなかった国がひとつだけあった。

それは伊勢の隣国。伊賀。忍びの里だ。

人を人とも思わず、人らしい感情などない彼らは金で動くだけの虎狼のやから。

そんな忍者の中でも凄腕の門破り・無門は、無類の怠け者。

忍んだ館で一目ぼれした女房のお国に尻に敷かれる毎日を送っていた。

そしてついに織田軍が伊賀討伐に腰を上げて来て・・・。

 

 

金がなければ自分たちの里が危機でも戦わない。

徹底したお金至上主義の忍びたち。

でもそれもそのはず、彼らは幼い頃に両親に捨てられ、売られて伊賀に連れてこられた。

毒を飲まされ矢を射かけられ、死ねばそのまま放置され、生き延びれば忍びとして使い捨てられる運命を背負わされた。

そんな境遇の中にあって、無門はまだ無だったのかなという気がします。

何も知らない赤子。人の感情を理解する勉強が出来なかった子供。だからまだこれから希望がある。

ちゃんとした人になれるための希望が。

でも・・・・。

散り散りになった伊賀者たちはどこに――――――――――。

ラストではちょっとゾッとしました。

昨今の凶悪な犯罪を知り、その人間性を聞くと、犯罪者は先天的に何かが足りないんじゃないかと。。。

彼らの遺伝子は今もどこかで生きているのかもしれないと・・・。

 

本能寺ホテル

  • 2018.05.07 Monday
  • 07:48

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倉本繭子は付き合っている彼の誘いで京都にやってきた。

観光目的でふらふらと歩いている時、ふと路地裏に佇むレトロな宿を発見する。

そこは『本能寺ホテル』

何かに導かれるように宿泊の手続きをし、エレベーターに乗ると、着いた先は戦国時代の本能寺。

繭子はそこで、天下統一を目前に控えていた織田信長と森蘭丸ら少数の家臣団に出会ってしまった。

彼らはまさに、歴史的瞬間の場所である本能寺に滞在していたのだ。

冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たちは、見慣れない格好の繭子を見て仰天。

始めは互いに異形のものを見る目つきだったのが、そもそも新しいもの好きな織田信長は即座に順応。

戦国時代の京都を見物したりと二人は交流を深めていく。

次第に繭子は信長の人間性に惹かれていくが、時は1582年。

「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき…。

 

劇的な変化が訪れる戦国時代と、繭子のプライベートな事柄。

織田信長と繭子の穏やかな気持ちのやり取りや、ホテルの支配人との言葉の掛け合い。

それらが混ざって全体的にとてもレトロで心に触れる作品に仕上がっていたと思います。

もちろん、笑えるところももり沢山!

突っ込みどころももり沢山!

もう一度見たくなる作品でした。

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