MOMENT   本多 孝好

  • 2020.03.22 Sunday
  • 08:32

JUGEMテーマ:読書

 

 

死ぬ前に一つだけ願いを叶えてくれるという病院の伝説。
それは、掃除夫の姿をしているという。

入院患者はそのわずかな希望に縋り、「名前しかしらない男性を探して欲しい」とか「亡くなった仲間の残した家族の様子を知らせて欲しい。見守りたい」などの依頼をしてくる。

病院でバイトをしている大学生の「僕」は、最初の依頼人から多額の費用を受け取ってしまい、そのお釣りを返すためにそんな病院の伝説を実行していた。

 

『死』は避けたいもの。
でも、
『死ぬこと』は避けられないもの。

 

もし自分の命があと数カ月だと宣告されたら、一体最後に一つだけの願い事は何になるだろう。
そう考えてみて、はじめて一つには絞れないことに気付きました。
色んなところに旅行に行きたいし、色んな文化を見て回りたい。
美味しいものだって沢山食べたいし、仲間と呼べる人たちも沢山欲しい。

そして何より、私の願いが叶うためには、沢山の時間が必要だということに気づく。

 

でも、生命は生まれた直後から死に向かって突き進んでいるわけですよね。

生きてる。生きていけているときにはまったく思い浮かばない『死』。
身近な人たちが先に亡くなって。それでも『死』が自分に舞い降りることは考えない。
いや、考えまいとしてる。

怖いから。辛いから。悲しいから。
その本能的な恐怖。

 

人はそこから逃れようとして、ある人は『永遠の命』を求めるのだろうし、またある人は『安らかな死』を望む。

今、私にとって一番怖いのは、淡々とした日常の中で寂しく老いて一人で死んでいくこと。
それと、不治の病にかかって壮絶な闘病生活の末に死ぬこと。

 

死ぬまでの過程は違っても、死に対する恐怖はどちらにしても変わらないように思います。
だからこそ、死ぬ前に生きたい。
ちゃんと生きたい。そう思います。

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