魔法使いクラブ   青山 七恵

  • 2020.03.24 Tuesday
  • 07:34

JUGEMテーマ:読書

 

 

幼なじみの史人や葵とともに、魔法使いになるための特訓をしていた結仁。
けれど、七夕の短冊に魔法使いになりたいと願いを書いたことがきっかけで、クラスから浮いてしまい友達が離れていってしまった。

三人の決めごとは、「3人の願いが叶うまで魔法使いクラブをやめてはいけない」というもの。

だが結仁は、世界から見放されてしまったという孤独感で、幼なじみの史人や葵ともケンカ分かれしてしまう。

ほんの少し、ボタンをかけ違えただけで、小学生のころの優しい思い出から遠のいてしまった結仁。

高校にも通えなくなった彼女を久しぶりに訪ねてきた葵は、ある相談事を持ちかけ、そこから三人の関係はまた変わっていく。

 

可愛らしい題名につられて読んでしまいましたが、ラストはまったく違ってました。

これは痛い。

たわいのない話で盛り上がり、ずっとこの時が永遠に続くのだと信じていた小学時代。
小さなことに真剣になって、魔法だって信じられる。

けれどその蜜月は長く続かなくて、ちょっとした意地や孤独感が、人間関係を変えていく。

 

ごめんって一言いえば違ってたかもしれない。
でも不器用な人はどこにでもいるもんです。

一度はった意地は、年月が経つごとに強固になって、なかなか割れなくなっちゃう。

そこから自暴自棄になるのなんてすぐ。

 

高校生で男と同棲するようになった結仁。
彼女の場合、家庭環境の不安定さも道を踏み外させる要因になっていたかも。

家族がてんで違う方向を見てるんですよね。
お姉ちゃんとお兄ちゃんも子供だったから仕方ないところがあるんだけれど、独り立ちしてもどこか家族に距離を置いてるカンジがする。

もっと真剣に、本気でぶつかり合わなきゃ、家族だって絆は結べない。
そんなことも考えてしまう物語でした。

 

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