ザ・ウォーカー

  • 2020.05.20 Wednesday
  • 08:18

JUGEMテーマ:映画の感想

 

 

戦争により、文明が崩壊した世界。
秩序もなくなり、強いものが弱いものを支配し、略奪や強盗が当たり前になってしまった世界で、たった一冊だけ残った本があった。

それは、生き残った人々によって、災いとされ戦争の火種と言われて焼かれ、存在を消されそうになっていた本。
中にはこの世を支配できるほどの力を持った言葉が記されているという。

そのため、盗賊たちを率いて王国をつくった独裁者カーネギーは何としてもその本を手に入れようと躍起になる。

一方、不思議な導きでその本と出会い、本の示す通りに西へと旅をすることになった一人の男。
彼はウォーカーと呼ばれ、追剥に遭っても本を欲しがる連中とひと悶着あっても、運の強さと持ち前の腕の良さで危機を切り抜けていた。

ところがその本がついにカーネギーの手に渡り・・・・。

 

荒廃した世界。
灰色の乾いて濁った空気。
生き残るために人肉さえ当たり前のように食べる人々。

その中にあって、本という生きるために直接的には必要とされないものを命がけで守る彼の、寡黙さが何ともクールでカッコイイ。

 

彼を突き動かしているものは何なのか。
毎日のようにその本を読んでいる彼が思う世界とはどんなものなのか。
辿りついた先に見た答えは、きっと彼を満足させ幸福にさせたことでしょう。

 

人はパンのみでは生きられない。

そんなことは分かっていても、そのパンが手に入らない状況では、とりあえずパンだと思ってしまうのは人間の浅はかさなのかそれとも『らしさ』なのか。

 

理性と野生。
どちらに重きを置けば幸福になれるのか、それはその時々で違うと思うけれど、少なくともウォーカーは使命を全うし、幸せだったろうなと推察されます。

 

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