12人の優しい日本人

  • 2020.05.21 Thursday
  • 07:54

JUGEMテーマ:映画の感想

 

 

復縁を迫り、けれど断わられた男は逃げ出した元妻を追いかけた。
やっと追いついた先で口論となり、男は元妻に突き飛ばされ、運悪く通りかかったトラックに轢かれて死んでしまう。

元妻の行為は故意かそれとも計画的殺人か、はたまた事故だったのか。

事件の目撃者は通りかがりの主婦と、トラックの運転手だけ。

この事件を手掛けることになった12人の陪審員は、果たしてどんな結論を出すのか。

 

日本でも陪審員制度が導入されて、その名は広く知れ渡るようになりましたが、まだまだ問題点が多く、手さぐりの状況だと思います。

この作品が作られた当初はまだ陪審員制度がなかった時代。
架空のこととして描かれてますが、ありそうだと思わせる場面も・・・。

選ばれた12人の個性豊かな人たち。
一人を除いて初めは皆、やる気なしです。

 

人を裁く。

それを考えると、私なんて怖くて逃げ出したくなりますが、どちらかといえばこの人たちは自分の色んな過去を引きずっていたり、インスピレーションで決めようとしたりとなかなかの曲者揃い。

でも話しているうちにだんだんと熱を帯びてくる。

証言者の言うことは全部正しいのか。信じてもいいのか。
状況を考えると、どんな可能性だって出てくるじゃないか。

様々な考え方が交錯し、物語はコミカルに、かつ深刻さを内包しながらクライマックスへと向かう。

 

三谷幸喜作品ですからね、ちょっと引き目で見た方が面白いのは分かってるんですが、ついつい中に入り込んで、初っ端の陪審員のあまりの素っ気なさに、

『人を裁くってそういうことじゃないでしょ!』

と柄にもなく憤ったりしてました。
ラストまで見るとその内容の深さに納得させられるんですが・・。

 

陪審員って、与えられた情報で人を裁かないといけないんですよね。
それが嘘か誠かということまで確かめられない。

最後はやっぱり人として、社会の一員として、その人の罪をどう処理するか。
そこに尽きるんじゃないかなー・・・。
まだ自分が陪審員になる可能性って思ったこともないですが、考えさせられるストーリーでした。

 

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