アントキノイノチ

  • 2020.05.24 Sunday
  • 07:16

JUGEMテーマ:映画の感想

 

 

友人が自殺した。

彼を止められなかったどころか、間接的に死に追いやったと悔み、心を閉ざした杏平は、父の紹介で遺品整理をする会社へ就職。
そこで衝撃的な過去を持つゆきと出会い、また遺品を通して遺族と触れ合うことで、ようやく現実を受け入れ始める。

その矢先、ゆきが姿を消してしまい・・・・。


押し込められ、言葉に出来ない気持ちを抱えながら、表面上は平静を保って高校生活を送っていた杏平。

周囲との軋轢を避けたいがために、他人とのコミュニケーションが取れなくなっている姿は人ごととは思えない。

一歩、踏み出せば新しい関係が築けるし、上手く言葉を選べばちゃんと伝わることもあるのに・・・・と思ってても出来ないのが人間ですよね。

 

遺品はただそこに在るだけ。

故人の生活の匂いや気持ちを閉じ込めているけれど、反発も反論もしないから、自分が想う気持ちがそのまま跳ね返ってくるだけのような気がする。

つまり、『こうであって欲しい』っていう気持ちがそのまま『そうに違いない』に代わってしまう。

遺品を見つめているだけでは、命も生も掴めない。
もっとちゃんと生きたい。そう言って別の道を歩き出したゆきは、そこのところをちゃんと理解したんだなと思いました。

故人の遺品を大切にすることと、故人の気持ちを代弁することは違う。

それを認識させられた作品でした。

 

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