長いお別れ

  • 2017.03.26 Sunday
  • 07:44

JUGEMテーマ:読書

 

 

帰り道は忘れても、難読漢字はすらすらわかる。
妻の名前を言えなくても、顔を見れば、安心しきった顔をする――。
東家の大黒柱、東昇平はかつて区立中学の校長や公立図書館の館長をつとめたが、十年ほど前から認知症を患っている。長年連れ添った妻・曜子とふたり暮らし、娘が三人。孫もいる。
“少しずつ記憶をなくして、ゆっくりゆっくり遠ざかって行く”といわれる認知症。ある言葉が予想もつかない別の言葉と入れ替わってしまう、迷子になって遊園地へまよいこむ、入れ歯の頻繁な紛失と出現、記憶の混濁--日々起きる不測の事態に右往左往するひとつの家族の姿を通じて、終末のひとつの幸福が描き出される。著者独特のやわらかなユーモアが光る傑作連作集。(アマゾンより―――――)

 


最後まで読んだ後、タイトルの意味がじんわりと胸に来る作品でした。
誰もがいつかは来る『別れ』

その形はいろいろでも、最後の最期にどうありたいか、どうしたいか、それが一番大事なんじゃないかと考えさせられる作品。

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