狂犬の眼 柚月裕子
- 2019.11.28 Thursday
- 07:14
JUGEMテーマ:読書
所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。
そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。
彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。
日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。
男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく……。(アマゾンより抜粋)
任侠ものというか・・・・警察も結局同じところにいるのかなと思うような作品。
特にラストは残念でした。
私は、日岡には現状のままでギリギリを綱渡りしながら踏ん張っててもらいたいなと思っていたのに・・・・あっさり転んじゃって・・・・。
どんなに男気を見せたところで、ヤクザはヤクザでしょっていうのが正直な感想。